魔導機械
魔導機械(ロボット)は人々の暮らしをサポートするために造られた。
ロボットは自分の意思を持たず、与えられた命令を遂行する。
魔導機械の流通により人々の暮らしは豊かになった。
魔技師
魔導機械を公式に作成、修理等が許可されている者を「魔導機械技師」通称「魔技師(まぎし)」と呼ぶ。
資格を取得した魔技師は別の地方でも活動が可能になる。
魔技師の中で指導資格を入手したものは別の地方で魔技師の講師としての活動が許される。
魔導機械においての禁忌を犯した者は資格を剝奪し、一切の魔導機械に関わることを禁じられる。
また、犯罪者として指名手配され法によって裁かれる。
原初の魔導機械
この世の中にはすべての魔導機械の礎になった機体が未だに現代で活動しているという噂がある。
どの文献にも記録は残っておらず、知っている者も存在しないためあくまで噂でしかない。
二人の賢者
文献や言い伝えによると魔導機械の誕生には二人の人物が深く関わっていたとされている。
今から約800年前、四災と呼ばれる厄災により国が崩壊されたが原初の魔導機械とその二人により危機を脱した。
人々は彼らの功績を称え「緋の賢者」、「菫の賢者」と呼び現在まで国発展の貢献者として歴史に名を遺した。
緋の賢者は四災封印の直前に逃走し、菫の賢者は四災封印後に行方不明とされている。
四災
約800年前に自然発生したと言われる厄災。
国の四方から発生したため「四災」と呼ばれている。
詳細は不明だが賢者により封印され、人々は平和に暮らしている。